学生時代どんな学生でしたか?
ただの意識高い学生だった
地方の高校から1年間の浪人を終えて上京したとき、東京の何もかもが新鮮で面白かったことを未だに覚えています。
かといって遊びまくる陽キャ力もなく、大学にはちゃんと通いつつ、学生団体やインターンをして過ごしていました。
まあ要は意識高い()学生ですね。
ただそれらの活動は未熟ゆえの反省点もたくさんありつつ、社会との関わりもたくさんあり、面白く刺激的な経験でした。
学生団体の活動を終えた大学3年生ごろから、元々興味のあったプログラミングの勉強を始め、その後プログラミングスクールのメンターのバイトもしました。
学生時代どんな社会人になろうとおもっていましたか?
一流企業の高級取りになりたかった
大学生になったころは東京のイケてる社会人みたいなものに漠然と憧れていました。
実際の業務もわからないのに、広告代理店とかコンサルの就活をするんだ、思ってましたね笑
多分お金というよりも、そういうステータスが欲しかったんだと思います。
また、地元は製造業が盛んな街で、小さいころからそこでそのまま勤めることへのつまらなさを感じていて、そこも「東京っぽい職業」に憧れる要因でした。
マターズグループへの入社の決め手はなんですか?
入った会社がいつの間にかマターズになっていた
大学3年生のとき、前述の学生団体の友人が起業した会社を手伝い始め、そしてエンジニアとしてお金を貰ってコードを書くようになりました。
特にエンジニアとして新卒就職するつもりもなく、学生が終わるまでの暇つぶしのつもりでした。
大学3年生というのはちょうど文系学生の就活が始まる時期でもあり、先ほど挙げたような広告代理店やコンサルの会社を調べたり、サマーインターンの選考を受けたりしはじめました。
幸いにもそこそこ志望度の高かった会社のサマーインターンに参加して、内定もいただくことができたのですが、正直ピンときていない自分に気付きました。
内定をいただいた職種はコンサルタントだったのですが、エンジニアとしての仕事のほうが自分の未来が想像できたんですよね。
コードを書いて誰かの役に立つも楽しかったし、うまくいかないことが多くても辛いと思うことは少なかった、そして何よりも自分で誰かのことを幸せにできるようなサービスを開発できたら楽しそうだと思うようになりました。
そうして大変失礼ながら内定辞退をして、友人が起業した会社に大学を卒業した後も勤め続けることにしました。
その後運良くJ-STARさんに買収され、気づけばMATTRZグループになっていました笑
マターズグループへの入社前と入社後のギャップはなんですか?
想像を超えて変わり続ける会社の中にいることは面白い
前述のような入社経緯なので、まず新卒のタイミングでギャップはありませんでした。
正社員としての勤務初日は入社式などもなく、前日の仕事の続きをしていただけなので(笑
ちなみにその時に上司に入社式がわりに「すしざんまい」をご馳走してもらったのは良い思い出です。
とはいえ、入社後は目まぐるしく環境が変わり続けました。
転職もしていないのに社名が何度か変わり、たびたびグループ会社が増えたりしました。
もちろん扱う事業も多角化し、今までtoC向けのメディア事業しかしていなかったのですが、toB向けの事業も始まりました。
端的にいえばめちゃくちゃなのですが、自分自身は常に面白いと思っています。
単に自分が飽きっぽい性格である、というのもあるのですが、
会社としてのフェーズや形が変わっていく中で自分自身も会社としてのキャパシティが増えていっている気がします。
「成長」という風に単純に括れるものでもないですが、現状維持が一番つまらないので楽しいです。
マターズグループの魅力はなんですか?
何事にも真剣に向き合う人たちがたくさんいて心強い
会社として色々なものが変わり続けていく中で、唯一変わっていかないものが「真剣に向き合う人がいる」ことかと思います。
自分も他の企業での勤務経験が豊富ではないので、よそのことはわかりません。
それでも「常に、ユーザーやクライアント、会社のために」考えている人たちと一緒に働けていることは心強いです。
自分1人では大変なことも、同じ目線以上に考えてくれ、すごくありがたいです。
今どんな仕事を担当されているのですか?
開発組織のマネジメントを中心に技術周りはなんでも
肩書きはエンジニアチームのマネージャーです。
度々コードを書いていますが、どちらかといえば人と組織のマネジメント、開発要件の確定や調整が主業務です。
弊社ではtoC / toB向け両方のサービスがあるのですが、そのどちらも管掌しています。
もちろん全てを見きれるわけではないので、権限移譲しつつ、少しでも技術の力で事業を前に進められないか、ということを考えています。
他にはtoB向け事業のサポートエンジニアをしたり、技術相談に乗っています。弊社のサービスでなくても、何かお客さんが困っていることがあればできる範囲でお助けしている感じです。
お客さんのビジネスを少しでも成長できたら嬉しいなという思いもありますし、世の中の企業さんがどのようなことに困っているのかを肌で感じることができ、日々勉強になっています。
3年後に実現していたい未来は何ですか?
事業を前進できるよう、開発組織を強くしたい
1番は事業をさらに成長させたいですね。
そうすればより色々な人の役に立つことができますし、何よりお給料もきっと増えると思いますし(笑
ただそのために自分がやるべきことは開発組織の強化だと思っています。
会社として、コンテンツの力やwebマーケの力は既にそれなりにあると思いますが、そこに技術の力でもっとブーストをかけなければならないです。できることの幅と深さが全然変わってくるので。
そのためには単純な個人の技術力もそうですが、チームとしての成果が事業に直結するような組織づくり・仕組みづくりをしていく必要があります。
自分自身も手探りではありますが、あらゆる手を尽くしてやっていきたいです。
将来の夢、野望は何ですか?
死ぬまでに誰かのためになるサービスを作りたい
死ぬまでに、自分が力を尽くしたサービスで、「このサービスがあってよかった」と言われるものを作りたいです。
それはゲームでもいいし、SaaSでもいいし、何でもいいと思っています。
また、そこに関わる自分の立場も、エンジニアでも、社長でも、営業でも何でもいいです。
そのためには今はあらゆることを学びたいです。
開発はもちろん、組織のことも営業もデザインも。
いつか不意にくるであろうその瞬間のために、自分自身の武器を持ちたいです。